週刊バユング 第四号
2023.03.14
こんにちは、こんばんわ、週刊バユングの時間となりました。
今回は、「エアコンを洗浄してみた」話をしたいと思います。
事の発端はとある物件での作業の出来事。
バユング「よっしゃー!!今日も張り切って作業しますか!!」
「・・・ん?何か今日のエアコンはルーバーが取り難いにぞ、ふんっ!!!」
・・・・・・バキッ!!(←ルーバーの端が割れる音)
「ヴァああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁぁ!!!(悲鳴)」
いつのもノリでパーツを外していたのですが
相手が15年前のエアコンなのでプレスチックが劣化、変色してクリーム色になったもの。
耐久性が衰え、壊れやすくなっていることを考慮しなかったが為の出来事でした。
送風ファンの汚れを落としたいが下手に触るとまたどこか壊す危険性がある。
安全に清掃できる方法はないかと思案した先にあったのが「エアコン」の洗浄でした。
ただし私は高圧洗浄機を使ったことがなかったのでダイソーとかで販売されているものを仕様。
送風ファンの汚れを落とすことを最優先とし熱交換器(アルミフィン)などは従来の方法で掃除する。
壁や床、配電盤に水がかからないようにゴミ袋45L×3枚を切り開き養生テープを使って周囲を保護。
下には流れ出た汚水を溜めるバケツをセット、その下にはレジャーシートを敷いておく。
準備が整ったのでいざ、実践!!
実際に洗浄してみて
・素人の不恰好な養生でもそれなりに防水ができる
・やはり水圧が足りないので洗浄で落とせた汚れもそこそこだった
・カビキラーとか使ってみたいが臭いがきつく周りに迷惑かけそう
・エアコン本体の故障を防ぐ為に洗浄後しっかり乾燥させなければならない
・この方法では時間的にも金銭的にもコストパフォーマンスが悪すぎる
などの結果や課題が出てきました。
特に最後の時間的金銭的コストパフォーマンスが悪すぎるというのは大問題。
仮にこの手法を繁忙期(仮に2月下旬から4月上旬まで100件前後と仮定する)で
実践しようとしたら絶対に無理だなと思いました。
従って製造年数が古くパーツなどが破損しやすそうな物、非常に汚れが酷い物など
ピンポイントで使用するほうが良いかなという結論になりました。
因みに破損した箇所は苦戦はしましたがボンドで無事に修復できました。
後日、マスカーテープと噴霧器をゲットしたので再チャレンジしました。
噴霧器を使ったことでより強い水圧で洗浄することができたこと。
そして作業を行った物件が1Kのアパートだったのでエアコンのフレームとかを洗う際に
噴霧器を使って屋外で作業ができ他のスタッフの邪魔になることがなかったというのが最大のメリットでした。
反面デメリットも多く、不慣れな点を考慮しても養生に45分程度かかりテープも結構な量を使ったこと。
養生のクオリティは中の下くらい・・・だったと思う。
近くの窓を不用意に開けられた際に風が吹き込み養生が速攻で崩壊してしまったこと。
辺りが水浸しになる悲劇を回避できたのが救いでした。
思ったよりも散々な結果に終わってしまいましたが
頭の中で考えているだけでなく試行錯誤し実践してみることの大切さを痛感した出来事でした。
今回はここまで。
また次回お会いしましょう、さようなら。