週刊バユング 第一号
2023.01.17
はじめまして、バユングと申します。
施設外活動の一環としてハウスクリーニングに携わっております。
キッチン、浴室、トイレ、ベランダ、など大体ではありますが最初に現場に入ると各々担当となる場所を清掃していき最終的にクロスを張り替えた後に床のワックス掛けをして仕上げる流れとなります。
その中で私の担当はエアコンの清掃。
今回はそれに関しての話題を紹介したいと思います。
ただし、あくまでハウスクリーニングという枠内で出来る範囲の内容であることを最初に断っておきます。
まずはエアコンの基本的な構造と原理は下図のようになります。
私の作業の手順としては動作やエアコンの状態を確認した後、コンセントを抜いて安全を確保し
①エアコン全体の埃を軽く落とす
②各パーツの取り外し
フロントカバー、フィルター、上下風向ルーバー、左右風向ルーバーの順に取り外していき
汚れの状態次第で全体カバーを外します。
練習の一環で②のように分解した我が家のエアコン、三菱の霧ヶ峰
最近ハウスクリーニングに行っている物件のエアコンは霧ヶ峰が多かった
③各パーツの洗浄
水洗いでサッと洗っていきます。
食器用洗剤やお風呂の洗剤などの中性洗剤を使って洗うとなお良いでしょう。
④送風ファンの清掃
私はこの工程が一番重要だと考えています。
エアコンからするカビっぽい埃っぽい臭いは大体ここの汚れから来ていると思います。
YouTubeなどの動画を見るとエアコンを完全に分解した後に洗ったり
エアコン周りをしっかり養生したのち高圧洗浄などを使って汚れを落としたりしていますが
私の場合、何種類かのブラシを使い分けファンに付いた汚れを擦り落としていきます。
ある程度擦り落としたらエアコンの電源を入れ送風しその汚れを外に出す。
この工程を何度か繰り返し行い、汚れが出て来なくなったらファンやファン周りを雑巾で吹き上げます。
⑤バーツが取り外されたエアコンに本体に付いた汚れを落としていく。
アルミフィン(熱交換器)についた埃を取り除きつつ
雑巾とハウスクリーングで最早必須ではないかと思っている皮スキという道具を使い、
可能な限り汚れを拭き取っていきます。
ちなみに皮スキっていうのはこんな物、これは自宅用のマイ皮スキ
ここで注意するのはアルミフィンの埃はなるべくエアコン外部に出すこと。
アルミフィン(熱交換器)で発生した水分はドレンパンなどを経由し最終的に外へ排出されます。
しかし、落とした埃でドレンパン周りを詰まらせてしまうとエアコンの冷却能力が落ちたりなどの不具合が発生します。
⑥取り外したパーツを元に戻す
取り外した順とは逆に全体カバー、左右風向ルーバー、上下風向ルーバー、フィルター、フロントカバーの順に取り付けていきます
そして最終的な動作確認をして作業終了となります。
本来なら配電盤周りやドレンパンの取り外しなどの工程などがありますが私が関わるのはここまで。
その理由は大きく3つあり
(1)下手に配電盤周りを触ってしまうとエアコンの故障の原因に直結してしまう。
(2)ドレンパンは配電盤付近でドレンホースというものと繋がっており取り外そうとすると結果的に配電盤周りを触らざるを得なくなりエアコンの故障のリスクを高めてしまう。
(3)それらの作業を施設外活動の時間を使ってやろうとすると何日も日を跨いでしまう。
と言う理由です。
時間は無限にある訳ではなく、工期というタイムリミットがあります。
配置されている場所や環境によって作業工程を増やしたり簡略化したり臨機応変に対応しなければなりません。
その匙加減や技術そのものの向上など取り組むべき課題は山の様にありますが非常にやりがいを感じています。これから2月下旬から4月の上旬に掛けて繁忙期に突入します。
こちらへ入所したのが3月10日、繁忙期真っ只中で私は外からその様子を見ているだけでした。
しかし今回は私もそこに身を投じることとなるでしょう。
自分が学んだことを十二分に発揮し粉骨砕身頑張りたいと思います。
長々となってしまいましたが今回はここまで。
それではまた、週刊バユング第二号でお会いしましょう、さようなら。
施設外活動の一環としてハウスクリーニングに携わっております。
キッチン、浴室、トイレ、ベランダ、など大体ではありますが最初に現場に入ると各々担当となる場所を清掃していき最終的にクロスを張り替えた後に床のワックス掛けをして仕上げる流れとなります。
その中で私の担当はエアコンの清掃。
今回はそれに関しての話題を紹介したいと思います。
ただし、あくまでハウスクリーニングという枠内で出来る範囲の内容であることを最初に断っておきます。
まずはエアコンの基本的な構造と原理は下図のようになります。
私の作業の手順としては動作やエアコンの状態を確認した後、コンセントを抜いて安全を確保し
①エアコン全体の埃を軽く落とす
②各パーツの取り外し
フロントカバー、フィルター、上下風向ルーバー、左右風向ルーバーの順に取り外していき
汚れの状態次第で全体カバーを外します。
練習の一環で②のように分解した我が家のエアコン、三菱の霧ヶ峰
最近ハウスクリーニングに行っている物件のエアコンは霧ヶ峰が多かった
③各パーツの洗浄
水洗いでサッと洗っていきます。
食器用洗剤やお風呂の洗剤などの中性洗剤を使って洗うとなお良いでしょう。
④送風ファンの清掃
私はこの工程が一番重要だと考えています。
エアコンからするカビっぽい埃っぽい臭いは大体ここの汚れから来ていると思います。
YouTubeなどの動画を見るとエアコンを完全に分解した後に洗ったり
エアコン周りをしっかり養生したのち高圧洗浄などを使って汚れを落としたりしていますが
私の場合、何種類かのブラシを使い分けファンに付いた汚れを擦り落としていきます。
ある程度擦り落としたらエアコンの電源を入れ送風しその汚れを外に出す。
この工程を何度か繰り返し行い、汚れが出て来なくなったらファンやファン周りを雑巾で吹き上げます。
⑤バーツが取り外されたエアコンに本体に付いた汚れを落としていく。
アルミフィン(熱交換器)についた埃を取り除きつつ
雑巾とハウスクリーングで最早必須ではないかと思っている皮スキという道具を使い、
可能な限り汚れを拭き取っていきます。
ちなみに皮スキっていうのはこんな物、これは自宅用のマイ皮スキ
ここで注意するのはアルミフィンの埃はなるべくエアコン外部に出すこと。
アルミフィン(熱交換器)で発生した水分はドレンパンなどを経由し最終的に外へ排出されます。
しかし、落とした埃でドレンパン周りを詰まらせてしまうとエアコンの冷却能力が落ちたりなどの不具合が発生します。
⑥取り外したパーツを元に戻す
取り外した順とは逆に全体カバー、左右風向ルーバー、上下風向ルーバー、フィルター、フロントカバーの順に取り付けていきます
そして最終的な動作確認をして作業終了となります。
本来なら配電盤周りやドレンパンの取り外しなどの工程などがありますが私が関わるのはここまで。
その理由は大きく3つあり
(1)下手に配電盤周りを触ってしまうとエアコンの故障の原因に直結してしまう。
(2)ドレンパンは配電盤付近でドレンホースというものと繋がっており取り外そうとすると結果的に配電盤周りを触らざるを得なくなりエアコンの故障のリスクを高めてしまう。
(3)それらの作業を施設外活動の時間を使ってやろうとすると何日も日を跨いでしまう。
と言う理由です。
時間は無限にある訳ではなく、工期というタイムリミットがあります。
配置されている場所や環境によって作業工程を増やしたり簡略化したり臨機応変に対応しなければなりません。
その匙加減や技術そのものの向上など取り組むべき課題は山の様にありますが非常にやりがいを感じています。これから2月下旬から4月の上旬に掛けて繁忙期に突入します。
こちらへ入所したのが3月10日、繁忙期真っ只中で私は外からその様子を見ているだけでした。
しかし今回は私もそこに身を投じることとなるでしょう。
自分が学んだことを十二分に発揮し粉骨砕身頑張りたいと思います。
長々となってしまいましたが今回はここまで。
それではまた、週刊バユング第二号でお会いしましょう、さようなら。