私は、会社で経費削減(改善)委員会を担当しています。
この場で少し話しをさせて頂きますが、ご了承ねがいます。
会社は金のなる木ではありません。社員一人一人が働き、仕事をして利益をあげ、それで社員に給料が
でて、家族や関係する人々が生活をしています。職場で仕事をすれば何にでもコストがかかります。
コストをいかに少なく抑えていくか、社員一人一人が意識しなくてはなりません。これが“コスト意識”です。
原価を低くし、ムダな経費をかけず、その分利益にまわす意識で、材料、資材、経費を判断していくように
心がけることが大事です。コストを低くし、しかも生産性をあげるということは、理屈の上からは相反した
考え方と見られるでしょう。金をかけないでもいいものができるわけがない、というのがだいたいそう考え
る人の理屈です。でも、金をかけるだけがいいものをつくる方策ではありません。言うは易いことですが、
実行することは難しいものです。
そこで、自分が担当する一つ一つを細かく見てチェックし、ムリ、ムダ、ムラのないように能率的な仕事
を進めていく考え方が大切です。今一度、自分の回りを確認してみましょう。